
2020年3月16日。7号目となる「amammy」が発刊となりました。
今回のテーマは「雨の日のオンナ」。
奄美って、本当に雨が多い場所です。
南国イメージがありますが、実は日照時間は全国ワーストレベル。
梅雨は5月中旬からはじまり、6月下旬までと一か月以上も続いちゃうほど。
昨年夏にリニューアルした奄美博物館を訪れた際に、奄美が14世紀の書物で「雨見」と記されていたと書かれているのを発見したときに、本当にその通りだなぁと思いました。
しかし、私個人的に言えば雨の日はけして嫌いではありません。本がなによりも大好きだった幼少期、学生時代。雨は家にこもるのに絶好の時間を与えてくれたからです。
しかし、島に来て、「雨の日」に対する感覚は少し変わりました。奄美大島の雨の日は、とても素敵です。
梅雨が近づくころには、山は新芽が出てまぶしいほどの若緑色に覆われます。そこに降り始める雨によって木々はつやつやと輝き、軽く揺れる枝葉を見ていると、まるで植物たちが雨を喜んでいるように見えて仕方ありません。

世界自然遺産の候補地にもなるほど、奄美大島には多様な動植物が生息しています。人間などとは比べようもないほど多くの数です。
また山と海は密接な関係を築いていて、豊かな山が豊かな海を作ります。海の中にはサンゴ礁とそこに息づく多くの魚介類が、地上とは異なるもう一つの多様性社会を形成しています。
街なかにいても、雨の日は山にかかる煙のような霧がすごくきれいだし、雨上がりの虹に出会う確率が高くてすごく幸せな気分になったりします。
雨だから、つまらない。
雨だから、どこにも行けない。
そんな声が聞かれるたびに、ひそかに残念な気持ちを持っていました。

雨を喜ぶ森の動植物たちと同じように、この島に降る雨を、わくわくとした気持ちで楽しむことができないだろうか。
雨の日に行きたい場所
雨の大切な人と楽しむお出かけコース
雨の日食べたいスペシャルパン
雨の日に親子で楽しめるハンドメイドレシピ
うねりに負けない雨の日ヘアアレンジ
そんな思いで、たくさんの特集を作ってみました。
企画、取材、制作中。例年以上に雨の日が続いたように思います。毎日毎日、降りしきる雨を見ながら、楽しみながら、この一冊が完成しました。
来るべき今年の梅雨に備えて、この島の雨の日を楽しむオンナがたくさん現れますように。期待を込めて上梓します。
しーま編集長 麓 卑弥呼
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■冊子コンセプト
島暮らしのすべての女性へ。島暮らしをもっと楽しく、もっと豊かに。
「雨の日のオンナ」
■仕様
オールカラー32P/A5判
※クーポンは冊子を提示するか、WEBのクーポンページを提示してください。各店の都合により特典内容が変更、または中止になる場合があります。店舗によっては特典は1回のみ有効の場合があります。
■冊子の配布先
奄美大島内一円
奄美空港/ホテル/レンタカー/観光施設/コンビニエンスストアー・スーパー/公民館/全掲載店舗など
■内容・目次
・topic#0 コインランドリーと私。
・topic#1 あまみ雨の日おでかけMAP
・topic#2 相合傘でお出かけしましょ
・topic#3 雨ノヒパン×amammyコラボパン完成
・topic#4 雨やどりハンドメイドレシピ
・topic#5 島カビ注意報
・topic#6 雨の日に負けない!!うねりヘアアレンジ
・あたらしいお店さん(WEB)
・ほ~らしゃ!おいしい!盛り皿特集(WEB)
・Amamian Beauty
美容室
脱毛
ネイル
エステ・マッサージ
美容その他
・Lesson for kids and mom(WEB)
・satoake雨の日BAR (WEB)
・お父さんの育児日記
amammy編集部
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