昨年の12月、気持ちを上手に伝えられるようになった息子のお願いに衝撃が走った。「サンタさんにお家をもらう!」。
きっかけはクリスマス前、近所の美容室の前に並んだ子供たちが入って遊べる数件の家。それがお気に入りの遊び場になっていた。我が家に子供部屋を与えられる広さはないが、この際「お家をあげよう!」と前向きに考え始めた。
主に使用したのはSPF材とコンパネ。コンパネは今回も木材屋さんでドアと窓部分のカットまでお願いしての購入。まずは丈夫な四隅の柱を作りペンキやオイルを塗って取り付け、そこを中心にロフト床や所々に柱を加え強度が増すようにした。
ドアや窓、ライトもあり、お家として遊びたいというのが息子の希望。けれど息子が自分で片付けをしやすい衣類やおもちゃなどの収納場所も確保したい。そこで作った物はロフト式になったキッズハウス。1階には制服や絵本の収納場所があり、2階には棚板を取り付けておもちゃをデ ィスプレイして見せる収納。そして 遊べるスペースはしっかり確保し、お友達が来ても一緒に遊ぶことができるようになっている。収納部分を取り払えば後々は2段ベッドとしても活用できる。
クリスマスの朝、目を覚ました息子は床の間にできた家を見て大興奮。家からずっと離れず出入りを何度も繰り返した。その後は一緒に壁の色を考えたり、ライトを取り付けたり親子でDIYを楽しみながらの仕上げとなった。
お家ができてからというもの「ぼくのお家に来て」と私たちを誘い、家の中で本を読んだり、おもちゃで遊んだりする日々。アイデアや希望を取り入れたオリジナルのキッズハウス。成長に合わせて使い方を変え、身の回りのことを自分で楽しんでできるように、そんな願いを込めて贈ったプレゼントだ。
あっこ…奄美市名瀬在住主婦。夫・子どもの3人暮らし。DIY家具でアパートを素敵に彩り中。
amammy編集部
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