【与論島】日本一のたそがれ映画『めがね』のロケ地めぐりのすすめ

こんにちは。

 

与論島在住、はなアンニャーです。

 

 

わたしは、与論島でガイドをしています。

 

そのときにまず、質問するのが…「映画の『めがね』を見たことありますか?」なんです。

 

 

与論島は知る人ぞ知る映画『めがね』のロケ地としても有名です。

 

 

たまに『めがね』を知らない人もいますが、ほとんどの人が見たことがあると言われます。

 

そんなときは、めがねのロケ地を紹介しながらガイドをしています。

 

 

ある日、「『めがね』のロケ地を中心にガイドしてほしい!」という依頼を受けまして、もう一度『めがね』を見直してみました。

 

 

すると、ほとんどが与論島で撮影されているにもかかわらず、(あれ…?ここどこだ…??)っていう場所がたくさん!!!

 

 

15年住んでいても知らない場所、そして、変わってしまった場所もたくさんあることに気づきました。

 

 

今回の記事では、映画『めがね』の主なロケ地をいくつかまとめてみました。

 

皆さんも与論島に来た際は、映画『めがね』のロケ地をめぐってみませんか?

 

 

 

映画『めがね』って?

 

 

映画『めがね』は、2007年9月に公開された荻上直子監督・脚本の映画です。与論島で撮影されました。

 

 

物語は「海辺の町を訪れた都会の女性(タエコさん)」と、旅館を経営する宿の主人、旅館に集う人々などの人間模様をつづるヒューマンドラマとなっています。

 

 

『めがね』が与論島で撮影されたのは、今から約15年前のこと。

 

 

ちょうど、わたしが山口から与論島に移住してきたときは、撮影の真っ最中で銀座通りを俳優さんたちが普通に歩いていました。

 

 

公開されてから10年以上もたつのに、いまだ映画を見て、与論島に来る人がいるのはなんとも感慨深い…。

 

 

あらためて『めがね』という映画がすばらしいのだと思いました。

 

 

ちなみに日本だけじゃなく、お隣の韓国でも『めがね』は大人気だそうで、映画がきっかけで与論島に来られる方も多いのです。

 

(韓国からネットで与論島のことを調べようとすると、『めがね』のことしか出てこないんだとか…。)

 

 

それでは、映画『めがね』の主なロケ地をいくつかご紹介いたします!

 

 

 

ヨロン島ビレッジ

 

 

与論町大字茶花にある「ヨロン島ビレッジ」は、『めがね』に出てくる「民宿ハマダ」のロケ地です。

 

 

撮影で使用した台所は映画用に作られたのですが、今もまだ残っています。

 

そこは自由に入れるスペースになっています。

 

 

『めがね』ファンの方の間では、ヨロン島ビレッジが聖地となっていて、ヨロン島ビレッジに宿泊されるひとが多いです。

 

 

じつは、映画に出演された方が中で働かれています。

 

どこにいるかは、ぜひ探してみてください。

 

 

そして、映画のなかでも大活躍していた、犬のケンのおうちでもあります。

 

ケンは残念ながら亡くなりましたが、今は孫のマーゴさんががんばっています。

 

人気者です。

 

 

 

近くには、ロケ地に使われた「メーラビビーチ」という海岸もあります。

 

 

【ヨロン島ビレッジ】

 

所在地:〒891-9301 鹿児島県大島郡与論町茶花2904-6

 

TEL: 0997-97-4601

 

URL:https://yorontouvillage.jp/

 

 

 

トゥマイ海岸&寺崎海岸

 

 

与論町那間にある「トゥマイ海岸&寺崎海岸」。

 

この海岸は、島人にも人気のパワースポットとなっています。

 

 

写真の右側にあるのが、寺崎。

 

左側がトゥマイになります。

 

 

主に、映画の撮影がされたのは、左側のトゥマイ海岸になります。

 

 

ここでは、サクラさんのかき氷屋さんがあったり、島の子供たちも出演した「メルシー体操」を踊った場所でもあります。

 

 

最後、みなさんが再会するシーンの場所でもあるのですが、少し、昔とは風景が変わってしまっているようですね…。

 

 

砂がとてもさらさらで、海もとてもきれいな場所なので、のんびりたそがれるには、非常におすすめです。

 

 

この場所が映画のロケ地に選ばれたことも納得できます。

 

 

 

ユバマ漁港

 

 

こちらは、コージさんやハルナさんがよく釣りをしていた場所です。

 

知らない人は、なかなかここにはたどり着けないかもしれません。

 

 

場所的には、トゥマイ海岸のお隣。

 

静かな漁港になっていて、防波堤の向こうの海の色が絶景です。

 

 

 

珊瑚道


 

 

「コーラルウェイ」とも呼ばれる、真っ白な珊瑚でできた道です。

 

与論空港のすぐそばにある道で、ヨロンマラソンのコースにもなっています。

 

 

この道は、タエコさんが最初にスーツケースを運んでいる場面で出てきます。

 

 

与論島好きなひとは、ここが好きなひとが多いです。

 

 

 

飛行機もすぐそこに見えるので、飛行機好きな人にもおすすめの場所。

 

最後の最後までお見送りができる与論島なのです。

 

 

 

茶花漁港


 

 

茶花漁港は、与論島の市街地からすぐ近くの漁港です。

 

こんな町の近くでも、撮影が行なわれていました。

 

この場所もけっこう映画にでてきていますよ。

 

 

 

与論島に来た際は、映画『めがね』のロケ地めぐりをしてみませんか?


 

 

映画『めがね』のロケ地には、今回ご紹介した以外に与論空港や、ただの道、Aコープ、「星砂荘」という民宿など、与論島のあらゆるところがロケ地として使われています。

 

 

実際、いまだにどこで撮影されたのかわからない場所もたくさんあるのです。

 

 

与論島に来る前に、一度、映画を隅々まで見てから来ると、またちがったおもしろさがあると思います。

 

初めて来たのに、なつかしい感じがするはずです。

 

 

映画では、主人公のタエコさんや島の人達が「たそがれて」過ごす様子が映し出されていました。

 

 

この映画のように、与論島にたそがれに来る人、大募集中です!

 

冬は、夏よりもっとのんびりして、絶好のたそがれ日和の与論島ですよ。

 

 

 

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初めて与論島に旅行に来たときに、運命を感じて26歳で移住。現在、2児のかーちゃん。 オーシャンマーケットというお店でいろいろやってます。 「与論島ブログ〜はなアンニャーのおーしゃん便り〜(https://与論島.com/")」で与論島の魅力を全力発信中。 与論島についてリアルタイムにつぶやいています。(https://twitter.com/hanadeso3)