ハレの日にはハレ着。
大切な一日を彩る衣装に、あなたは何を選びますか?
奄美にとってのハレ着はやはり、本場奄美大島紬。
奄美の自然環境と熟練のシマッチュの手技のなかから生まれる、世界に誇る逸品。
また、島の宝は家の宝でもあります。母から娘へと三代にわたって受け継がれていく、という素材の価値と魅力を再発見するべく、「ハレ・コレ プロジェクト」がスタートしました!
メイキング映像はこちらから~↓↓↓
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
■コンセプト・・・「ハレ舞台に親子三世代が身にまとう本場奄美大島紬」
●大島紬・小物提供 ・・・興紬工房
●写真・・・MY LIFE STUDIO
●ヘアメイク&スタイリング・・・CELL
●着付け・・・Tambarin
●ヘアメイク&着付け・・・salon de LE CIEL
●アートディレクション・・・重直樹(島ノコタチ art works)
●モデル:楠田莉子・楠田敬子・楠田瀬智子
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
まずは打ち合わせ
「女性三世代が大島紬を着た写真を撮りたい」
との企画を持って、協力していただけるヘアメイク、アートディレクターなどと一緒に興紬さんで打ち合わせ。
紬工房は数あれど、数々の賞に輝く興紬さんは、高い技術を持って革新的なチャレンジをしている工房。編集部の思いを汲んでいただき、企画がスタート!
興紬さんの商品の一部を見せていただきました。
大島紬の伝統柄「龍郷柄」がこんなにカラフルに!
きれい・・・!
ほかにもヒョウ柄やゼブラ柄などもあり、一同驚愕。こんな大島紬、見たことない。
きっと、いい撮影になる。スタッフみなが確信した打ち合わせとなりました。
スタッフが集まり、コーディネートを検討
再び興紬さんに集い、当日のコーディネートを検討。
着物のコーディネートはとても幅広いのだということを知りました。
帯だけではなく帯留めや帯あげ、襟、ぞうり、バッグ・・・無限とも思える組み合わせで上品さ、若々しさ、明るさ、落ち着きなどさまざまな印象が生まれていきます。
興紬さん、スタイリスト、フォトグラファーなどがみんなで入って、当日のコーディネートが決定しました!!
七五三×大島紬 伝統を身にまとい、上品にかわいらしく
まずは、七五三など子供のハレの日につけてもらいたい大島紬の撮影を行いました。
モデルは、龍郷町の森絢菜ちゃん(7歳)と榮聖空くん(3歳)にお願いしました。
ちょうどヒカンザクラが満開の季節。
龍郷町の本茶峠に行き、ヒカンザクラのピンクを背景にした、2人を撮影することに。
寒くて時折雨の降るなか、がんばって撮影を完行!
ふたりのがんばりと大人たちのがんばりもプラスして、完成した最高の一枚がこちら♪
やわらかなピンクのなか、晴れ着を身にまとったかわらしい二人。かわいらしさのなかにも上品さが漂う、ステキな写真となりました。
絢菜ちゃん、聖空くん、ご家族のみなさま、ありがとうございました~!!
さあ、メインイベント、三世代大島紬の撮影へ
撮影は興紬さんのハレ・コレページとあわせて、表紙用の写真も撮ることが決定。
興紬さんのページは正統派。
表紙はカジュアル感を取り入れて。
同じ大島紬を使いながらコーディネートを変えてがらりと違った雰囲気の写真を撮ります。
モデルは、高校生唄者でもある、楠田莉子ちゃんとお母さんの敬子さん、祖母の瀬智子さんの3人にお願いしました。
当日、朝から楠田家におじゃまして、着付けやスタイリングがスタート。
大島紬を着てヘア、メイクと手を加えていき、完成した姿はまさに美しい島のハレの日オンナ。
海辺で菜の花をバックにパチリ。
なごやかな雰囲気のなか、本当の家族だからこそのあたたかな空気感が伝わるステキな写真が撮れました!
そして着付けをしなおし、舞台をタンカン畑に移して表紙用の写真撮影へ。
橙色に実ったタンカンを両脇に、足元は赤じゅうたん、三献セット。コーーディネートはお洒落カジュアルな装いに変化。
スモークもたいちゃいます!
アップテンポの音楽をBGMにテンション高めで撮影が順調に進みます。
しーまスタッフも総動員!金色の紙ふぶきが舞うなか、見事クランクアップしました!!
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
最高のスタッフとロケーションとで実現したハレ・コレプロジェクト。
ご協力いただいたすべての方々に、ただただ感謝の言葉しかありません。
本当にありがとうございました!
突飛とも思える提案を「おもしろいね~!」と喜んでご協力いただき、
厳しいスケジュールを調整して、準備を重ね、雨さえもハレの日に変えて。
最後はみんな笑顔で終わることができたこのプロジェクト。
まさにamammy2017を象徴する、大きな財産となりました。
本当に本当に、ありがとうございました。
オフ・ショットも♡ この3月に高校を卒業した莉子ちゃん。ハレやかな未来を期待します!
amammy編集部
最新記事 by amammy編集部 (全て見る)
- 【町田酒造株式会社】編集部セレクトおすすめ黒糖焼酎ギフト - 2020/11/30
- 新しい扉を開こう!奄美の「あたらしいお店」7選(2019~2020年) - 2020/11/27
- 島の『お返し』っちば?~奄美の内祝い事情とamammy編集部おススメお返しセット~ - 2020/11/26