お父さんになり4年が経ちました。
わが子達は男女の双子と次女の3人兄妹でしたが新たに次男を迎え、男-女-女-男、4-4-2-0歳とサッカーのフォーメーションのようになっています。
自分のかかわり方といえば、「育児を楽しんで」というイクメンのレベルではなく、それ以上に妻とツートップでがっちり連携していかないと負けてしまいそうです。
今回は、子育てでどうしても感じてしまう「イライラ」について書きたいと思います。
双子がイヤイヤ期を迎えたとき、思うようにいかない毎日に戸惑い、怒ることについて長く自問していました。けれども、イライラの多くは子ではなく私たちが作っていることに気づきました。
例えば朝。起床が遅く、ねむいと登園したがらない子にイライラ…。
けれど、十分に睡眠を取れる環境を作ってあげられなかったのは私の管理の問題。
子が包丁や大切なカメラをさわろうとすることにヤキモキ…しかし、それを管理できていないのは親である私。
私の頭を抱きしめ、小さな声で「大好きだよ。」と言って眠りにつく長男の腕の中で、幸福感と同時に、不用意に怒ってしまうことへの後悔を感じたことを今でも覚えています。
子育ては、幸せなこととそうではないことが同時に入り交じっており、日々に追われることで大切なものを見過ごしてしまうことがあります。
自分自身が原因となるイライラを減らしていけば、たくさんの「幸せ」にもっと気づけるはずです。
子は親を選べません。
親の都合で生まれてくるのにもかかわらず、親の血を継いでくれる。
「家計」の前線は親だが、「家系」の前線は子なのです。
そんなありがたい存在なのだから、子育てはもっと謙虚であっていいのかもしれないと思うのです。
お父さん:新島純一郎
昭和58年生まれ、龍郷町出身 奄美市役所勤務。
しーまブログ 「奄美加のほこらしゃ日記」の ブロガー奄美加の夫。
amammy編集部
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