うがみんしょーらん。
しーま編集部です。
「島のお祝いごと」をテーマとした今年のamamy。おかげさまで、参考にしてもらったり、実際に掲載店で注文をしていただけたり。たくさんのうれしい声が届いております♡
特に、4月の小学校入学祝い。
奄美では子供のお祝いのなかで最大級に盛大なイベントごと。
みなさんもご自身でお祝いをしたり、あるいは友人知人のお祝いに参加した、という方も多いのではないでしょうか。そのなかでも、amammyを参考にしてお祝いを開催した!とご報告いただいた、熱いママさんによるお祝いの様子をご紹介します♪
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島出身なのに島のことを知らない
今年、長男の幹太くんが小学校に入学した、榎本梓さん(30)。
現在、お兄さんが経営するツアーガイド「Amanico(アマニコ)」のスタッフとして、観光客に奄美の魅力を伝えていますが、「島出身なのに、島のことを何も知らなかった」と話します。
梓さんは奄美大島の高校を卒業後、東京でバスガイドとして勤務。ガイド中にふと出てしまった島のなまりに、お客様から出身を聞かれました。
「奄美大島です」
と答えると、「人口は何人?」「どのぐらい広いの?」「学校はあるの?」など次々と質問が。東京に来ているお客様なのに奄美に興味津々の様子を目の当たりにし、
「自分の育った奄美大島って、とてもすばらしい島なんだ!」と実感。「奄美で育った」ということのステータスが昔とは違ってきているのだとも感じました。
奄美への認識を新たにした梓さん。里帰りをするたびに島のことを勉強し、テレビで奄美が出ると、「奄美で生んで育ててくれた両親に心から感謝」の気持ちがあふれてきたと言います。
そんなふうに毎日「奄美を探している」うちに、
「本物の奄美に帰ろう」とUターンを決意。そして、ついに奄美での生活をスタートさせました。
子供のために奮闘!最高の入学祝いをプレゼント
ダンナさんを説得し、数年の間だけ島にいることを許された梓さん。
ちょうど長男の幹太くんの小学校入学を控えていた。
「お祝いはしてあげようと思っていました。自分がしてもらった記憶があったから。でも高校卒業後ずっと内地にいたし、やり方とかはぼんやりしていて・・・・」
そんななか、偶然目にした我らがamammy!
「入学祝の体験レポートのページや盛り皿図鑑、お祝い返し図鑑にびっくりして。ちゃんとしなきゃ!と作戦練り直しです(笑)」
ぶどう館からビールサーバーをレンタル。「空き缶ごみも出ないし、みんなとっても喜んでいました!」
まこもから盛り皿3台とガトーショコラ、小町からお寿司を注文。
amammyの体験レポ(写真上)を参考に、ウエルカムボードを作成。
返礼品はまさの売店に注文し幹太くんのメッセージ入りお米を準備した。
「当たり前」だった大切なことに気づいた一日
準備万端の会場に、続々と集まる友人知人。
「幹太は内地で育っていたので、知らない人が多くて。『だれ?』と言っていましたが、お祝いのお金をきちんと幹太が受け取って、帰るときにはお米を渡す、ということをさせました。
すると、わかるんですよね。自分のためにきてくれたんだってこと。とても喜んでいました」
子供から大人まで、幹太くんのために足を運んでくれたたくさんの人たちと、楽しく食べて飲んでおしゃべりして。
「これが島なんだなーと。
当たり前だと思っていたことの大切さやすごさって、内地に出たときに気づくんですね。
子供たちにはそのことに早く気がついてほしいと思っています。だから今のうちに、海を楽しんだりマリンレジャーをしたり、三味線を弾いたり、島のことをどんどん知って学んでほしいと思っています」と梓さん。
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子供のお祝いごとは、周囲の人々との絆を強めていく、大切なイベント。
幹太くんの大切な節目にamammyがお役に立つことができてとてもうれしかったです。
これからもたくさん、奄美のことを知って楽しんでくださいね。
amammy編集部
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